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いきなりですが、わたくし3つの顔があります
矯正歯科医として

1992年にクラーク博士で有名な北海道大学を卒業後、同大学院博士課程を修了しました。1998年からは”アラモの砦”で有名なサンアントニオ市にあるテキサス州立大学ヘルスサイエンスセンターサンアントニオ校へ研究留学(リサーチフェロー)。帰国後は、北海道大学病院歯科診療センター矯正専門外来 外来副医長として臨床に携わりつつ、同大学院歯学研究科歯科矯正学教室臨床実習責任者として学生教育を行ってきました。16年以上の臨床経験を活かし、最新技術を駆使しながら、歯科矯正・歯列矯正治療を通して皆様の素敵な笑顔作りのお手伝いに全力を尽くします。

経歴/所属学会/受賞など

1992年 北海道大学歯学部卒業
1992年 歯科医師国家試験合格
1992~1993年 北海道大学歯学部附属病院矯正歯科に勤務
1997年 同大学院博士課程卒業

1997~2008年 北海道大学病院勤務
1999年〜2001年 テキサス大学ヘルスサイエンスセンター リサーチフェロー
2008年~ おかもと矯正歯科クリニック 院長

1989年 日本矯正歯科学会 認定医取得
2008年 日本矯正歯科学会 指導医取得
2008年日本顎関節学会学会賞受賞(2006,2007年は該当なし、3年ぶりの受賞者)
日本矯正歯科学会 認定医・指導医/北海道矯正歯科学会 理事/厚生労働省認定臨床修練指導歯科医師/北海道大学大学院医学研究科非常勤講師/小樽歯科衛生士専門学校非常勤講師/他多数学会所属

 私の持っている認定医は日本矯正歯科学会というところのものです。矯正歯科医療の高度な水準の維持と向上を図ることにより、国民に適切な医療を提供することを目的として設置されています。矯正治療に関して適切かつ充分な学識と経験を有するものを「学会の認定医」としています。認定医の資格は、引き続き 5年以上日本矯正歯科学会の会員で、学会指定研修機関(歯科矯正学講座を有する大学の附属病院矯正歯科及び学会が認めたその他の機関)における所定の修練を含めて 5年以上にわたり相当の矯正歯科臨床経験を有し、学会の認めた刊行物に矯正歯科臨床に関連する報告を発表し、認定医審査に合格し、登録した者が認定医として認められております。認定医は 5年ごとに更新が必要で、認定期間の 5年以内に所定の研修ポイントを獲得の上、学会の認めた刊行物又は学術集会において矯正歯科臨床に直接関係する報告を行うことが必要とされています。

 さらに、認定医の育成及びわが国の矯正歯科医療に指導的役割を果たす者として指導医を置いています。指導医は、12年以上の日本矯正歯科学会の会員で、12年以上矯正歯科診療に専従しており、認定医であって、研修機関において、矯正歯科臨床に関し 3年以上の教育歴及び相当の研究業績を有する者が、
審査に合格し、登録した者が指導医として認められております。

唇顎口蓋裂児の術前顎矯正担当医として

 2005年(北海道大学病院在籍中)より北海道大学病院形成外科とチームを組み、唇顎口蓋裂児の術前顎矯正を一人で担当しています。唇顎口蓋裂児は、最初の手術が生後約6ヶ月。その手術までの間である生まれてから6ヶ月目までに、お口の中の状態を改善し、その後に影響しない手術状態を作り上げていきます。お口のみならず、今ではお鼻の形も手術しやすいように、もしくは手術後の後戻りが少ないように修正しています。
 私どものチームでは、従来あった手技(Presurgical Naso-Alveolar Molding)をベースとし

独自に改良した方法(SPACE)を用いております。本年5月に東京にて行われた”日本口蓋裂学会”(日本で口蓋裂治療に関わる関係者が一堂に会するミーティングです)において、私の属するチーム診療体型がシンポジウムを担当しました(チームのヘッドである形成外科医が北海道で唯一シンポジストとして招待されました)。ミーティング終了後も多数問い合わせがあり、反響の高さを伺わせるものでした。
 唇顎口蓋裂の治療は、私も所属している北海道大学形成外科を中心としたチームが道内の7-8割の患者さんを抱えています。治療のスタートから、全国にもそう多くない術前顎矯正担当医として患者さんに携わらせていただき、責任感と同時にやりがいも感じています。

衛生士学校講師として(非常勤)

 教育のすばらしさを知ったのは、北海道大学病院助教時代にさかのぼります。
 歯の本数すら知らなかった高校生が、6年間で立派な歯科医師として自立するにふさわしい人間ができあがっていくんです。
 当時は3年次から臨床基礎実習なるものがスタートしていました。
 私はその学年の担当の1人として、実習室で10人足らずの生徒を教育する立場でした。
 まぁ正直に言えば、
 ”こんなんで大丈夫なのか?”
 と言うのがファーストインプレッション。近頃の若者は・・・、なぁんて思っていました。

 これが、4年生、5年生、6年生と毎年、それは恐ろしいほどのスピードで歯科医師らしくなっていくのです。各人の努力はいうまでもないのですが、私どもの導き方によっては素晴らしい歯科医師を育て上げることも可能だと実感しました。そんな中で、毎年”矯正をやりたいです”という学生が出てきます。これは何にも変えがたい満足感があります。

 ところで、皆さん歯科衛生士という国家資格を知っていますか?

 歯科矯正装置の取り外し、歯石の除去、歯のクリーニングなどみなさんの口の中を触るには資格が必要です。その資格が歯科衛生士です。3年間の専門トレーニングを経て取得する資格です。かなりたくさん勉強が必要です。もちろん同時に技術の習得も求められています。

 私は、某歯科衛生士専門学校の非常勤講師をさせていただいています。1年生の時に授業を行っていたのですが、矯正治療のすばらしさを伝えることに主眼をおいていました。なぜなら、正直ついこの間まで高校生だった彼女たちに歯科知識は十分あるとはいえない状況だからです。歯学部の学生も同じですが、そんな彼女たちも卒業間近になると、質問も鋭くなり、歯科衛生士としての自覚が明らかに芽生えてくるのです。そんな中にぽつぽつと”矯正歯科医院に勤めたいです!” と言ってもらえたときには、かなり嬉しいものがあります。

 チーム医療の項目にも書いてありますが、特に矯正歯科医院は歯科衛生士とのチームがしっかりしていないと成り立たないのです。講師を通して、私自身と一緒に働きたいと思ってくれる人が現れてくれるのが私の小さな夢です。